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術後の経過観察(4週間) [アカラシア]

嫁のアカラシア手術から4週間が経過...。
 
胃の一部を、逆流防止弁に使用しているためか、胃が小さくなっているらしく、食が明らかに細い。
すぐおなかいっぱいになるらしい...。
 
また、原因はわからないが、食事の後、2時間ぐらい 「のど」がグルグルなっている...。
結構、大きな音...。
先週、定期観察のために、病院に行き、そのことを主治医に説明したところ、
「おそらく これまで機能していなかった機構が働き始めているためでしょう。
食べたものがゆっくりゆっくりと食道を下っていく時に、空気との交換が起こっているはず。
その音でしょう。3ヶ月は、様子見してください。
あわてて食事はしないようにね。」 とのこと。
 
「ツマリ」のリスクは低減されているはずなのだが、なんか別の事象が起こっている...。
 
3ヶ月様子見かぁ...。ま、事例が少ないのだから、仕方ない...と割り切る。
 
にしても、胸の痛みは、全くと言っていいほどなくなっていないようだ...。 
 
手術前に、主治医が「痛みはたぶんなくなりません」と言っていたこと...アタリみたいだな...。
 
 
とにかく、まだ完治はしてません...。
嫁も しんどいはずだけど、入院する前と同じくらい動き回ってる...。
 
無理するなよ...。
 


妻の入院 [アカラシア]

201204_akarasia-ope.jpg

いよいよ 妻が入院です...。
本日、入院手続きをとってきました。

本来なら、GW中のオペはないらしいのですが、僕たちの事情を鑑み、
5月1日に組み込んで頂きました...。
なので、手術の説明も、本日夜にわざわざ時間をとってくれました...。

また、妻の体調も比較的よく、手術まで少し間があく...
とのことで(子供たちの学校行事のこともあり...)、1日だけ外泊許可も出していただき、
明日は参観日に出れることになりました...。

主治医の院長先生 はじめ スタッフの方々、ご配慮ありがとうございます!

全面的に信頼しまくってますので、宜しくお願い致しますっ... m(_ _)m!!
 

ニトロペン [アカラシア]

「食道アカラシア」の嫁が服用している薬...「ニトロペン」。
狭心症の薬で有名な「ニトロ」です...。
 
服用が困難なので、舌下錠。舌の下において、溶かして服用します。
置いたらすぐ溶けます。
数分で効き目が出てくるので、効いてる間に食事を摂ります。
持続性はほとんどありません。おそらく1時間強だと思います。
 
あくまでも「暫定薬」なので、効く効かない...の個人差がありますが、
嫁の場合は効果が出ています...。
 
ただ、いずれ効かなくなる可能性があり、
あくまでも「一時的な緩和措置」との考えで処方されています。
また、服用後は、血圧が下がるので、座ったままの状態でいる必要があります。
日常生活には適さないと小生的には思います...。
  
アカラシアの情報として参考になれば幸いです...。
(あくまでも、小生個人の意見ですので、処方、服用はかならず医師の指示に従ってください。
責任は負いかねます。)


ちなみに薬局で、薬剤師さんが処方箋を見たら、
ほぼ確実に「心臓病」を患っていると勘違いされます。
こちらが「アカラシアです」って言っても、
たいてい「それは何のご病気ですか?」と逆に質問されますw。
 

食道アカラシア [アカラシア]

akarashia.jpg

嫁が患っているのは「食道アカラシア」
10万人に1人の割合で発症すると言われています。

珍しい病ですが、本日のTV番組「たけしの健康エンターテインメント「みんなの家庭の医学」」で、
なんと、その病気が紹介されたのです!!

実家からも「見たよ!」との連絡があり、
嫁の友達からも、「貴方の症状がよくわかったよ!」との連絡があったり...。
まさか取り上げられるとは、思ってもみませんでした!

この病気のことを、少しでも多くの人に知ってもらえれば...。
知ってもらうことで、患者の気持ちを少しでも理解してくれる人が増えれば...。

そして、今は保険適用外となっている最新型の手術も、保険適用になり、
安価にしかも安全に手術できるようになれば...、との思いです...。

明後日、嫁の定期検査に付き添う予定...。
手術の計画も立てられれば...と思っています。
 
  
 

10万人に1人 [アカラシア]

 
 ご無沙汰しております...。
 
更新頻度が下がっていた理由....、
お察しの方もおられると思いますが、先月18日に嫁が倒れました。食事中に、食べ物が詰まる「呼吸困難」でした...。
 
幸い、その日は、小生が所用で昼に帰宅しており、別室で息子と嫁が食事をしていたのですが、突然、「おとうさん....息、いきができひん...」と、小生の目の前で、呼吸停止でバタッと倒れました。
 
とっさに、「食べ物が詰まった」と察した小生は、無意識のうちに、嫁ののどに手を突っ込み、詰まっているものを取り出していました。その間に、息子を落ち着かせ、119番をし、レスキューを待つ間、意識の無い嫁に必死で呼びかけ、とにかく気道確保のため、首を上げたり下げたりしていました。
 
レスキューは1分ほどで来てくれましたが、その間、とんでもなく長い時間に思えました。
 
自宅廊下では、血中酸素濃度が低下していましたが、のどの奥で「ガバっ」っと言う音がしたので、嫁を呼び続け、目が動いたのを確認、すぐレスキュー隊のメンバーにそれを知らせ、パイプを口に突っ込み、なんとか酸素を送り込む状態が確保できると同時に、意識が戻りました。
 
倒れてから、その間3分。
 
レスキュー隊は、5人。奇跡でした..。
 
その後、小生も救急車に乗り込み、自宅すぐの大きな病院へ。

そこで、なんとか嫁の意識は戻りました...。
ただ、運び込まれた病院では、病名もわからず、翌日、別の大きな病院を紹介されました..。 

 
翌日、意識の戻った嫁とその病院を訪れ、精密検査を受けた結果...、
  
病名は「アカラシア」。10万人に1人の病とのこと...でした(詳細はウィキなどで..)。
 
何らかの原因で食道と胃をつなぐ弁機能部が機能しなくなり、食事をしても、その弁が開かず、食道にたまり、胃に入る前に逆流、最悪は、詰まり、窒息の危険性がある病気、だと言われました。
 



 実は嫁....、15年前から、実際は食事がのどを通りにくい体質を実感していたのですが、体調を崩した際、さまざまな病院を回ったのですが、アレルギー、ストレス、原因不明の肺炎...として片付けられ、今回倒れた際の診断で はじめて、「アカラシア」と診察された次第です。



 根本的な治療方法が確立されておらず、食事前に血圧を下げる薬で 一時的に弁を開くか、バルーンで弁を開くか、手術でその弁(筋肉)をカットする方法しかなく、これはあくまでも「食事を流し込むだけの処置」であり、アカラシア特長の 胸の痛み、吐き気は、現在の医術では完治しないとのことです。病気そのものは 命にかかわらないと言われていますが、間接的に呼吸系に食事物が入り込むことのリスクがあります。
 また、嫁の場合の特徴として、突然、心筋梗塞のような胸の痛みに襲われることがあるのですが、どうも「食道痙攣」によって引き起こされる痛みであるようです...。
 
 
 
 倒れてから、1ケ月が過ぎ、現状は...
 毎食前に「ニトロペン」という「血圧を下げる薬」を舌下に置き、それが溶けて15分ぐらいしてから、小さな固形物を食しています。食事も1時間以上かけて、やっと半人前を食べるようなスピードです。こなれにくい肉は食べてません...。体調がよければいいのですが、悪ければ 水も通りません。 本人もかなり恐怖と戦いながら、食事を覚悟しているところはあります。
 
普段、見た目は普通に見えますが、食事が普通ではありませんし、突然の胸の痛み...、あきらかに珍しい病です。
 
春には、切開手術を予定しており、そのタイミングを図っているのが現状ですが、実は、今日までの間に、2度、救急車で緊急搬送される事態となっています...。
 
 
小生的に、この状況を受け入れるまでに、相当の時間がかかりました。というか、いまだに「なんで、うちの嫁が」という意識は消えません。
 
が、受け入れるしかありません。

 
ここまでを まずブログに書くことで、気持ちを整理しようと思っています。
 
幸い、この1月の間に、「同じ病を持ち、それを乗り越えてこられた方」と交流する機会を頂きました(ネット上ではありますが...)。
 
この病のことを広く知ってもらうため、このブログに書く意味があることも、その交流で再認識しました...。
 
 
また、落ち着いたら 書きます...。
 


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